我が職場でも、本格的なリモートワークが始まって約2週間が立つ。将来的にフリーランスになった時の練習だと思えば、丁度良い機会かもしれない。
あんなに待ち焦がれてた、「何にも束縛されない、フリーな生活」というものが、逆席的に自分の心を蝕むものとなることを、身をもって体験した。
私は、弱い人間だ。直ぐに安きに流れる。
戒めとして、なぜ自粛生活がうまくいかないのかをリストアップしておきたい。
時間管理の難しさ
浪人生活中も味わったが、自分で、自分の一日のタイムスケジュールを管理するのは、容易なことではない。
決まった時間に起きること。怠惰な自分に鞭を打ち、やるべきことを淡々と実行する能力。
いちいち感情を挟んでいたら、やることも全然前に進まない。
このブログを投稿することだって、全然進まないよ。
食生活管理
私は基本的に食欲旺盛だから、目の前に食べ物が在れば、時間関係なく口に運んでしまう。
これも時間管理と密接な関係がありそうだが、決められた時間に必要な栄養素を摂取することを、自分で管理しなければならない。
職場であれば、休憩時間が設定されているから、その時間に食べ物を食べれば良い。
フリーランスは、それすらも、自分に委ねられている。
外界との関わり
孤独に慣れてしまえば良いのだろうが、外界との関わりも一気に減る。
節約と称して、自炊を始めれば、外に足を運ぶこともなくなるわけで…。
ちょっとした買い物であれば、amazonnで注文してしまえば、やたらと外に出向いて時間を使わなくてすむ。
もう、こうなったらあれだ。
おおよそ私のやりたかったことって何だったんだろうって自問してしまう。
そうやって、買い物も、人とのコミュニケーションも「非効率なもの」としてカテゴライズしてしまったところで、
私のやるべきことが先鋭化されていくと言うと、本当にそうなのだろうか。
大げさに言ってしまえば、人としての生きる喜びが、段々と疎外化されていく様で、薄気味悪い。
資本主義、ここに極まれり。